産業医に求められる新型インフルエンザ対策 -新型インフルエンザ流行期別チェックリストと対策支援ツール集-
| 企業向け新型インフルエンザ対策研究
 
第3章 感染拡大期・まん延期・回復期 チェックリスト
 
・危機管理体制(情報収集・周知)
1) 
新型インフルエンザのパンデミック(大流行)状態およびワクチンの製造状況に関する最新情報を集め、簡潔かつ平易にまとめた上で担当者に必要な対応を助言します。
→「新型インフルエンザに関する情報収集リンク集」
→「担当者への連絡内容(メール)」
→「ワクチンに関する情報提供、対応」

2) 
休んでいる病気の従業員やその家族の状況を把握し、産業医として可能な支援を行うとともに、会社にも担当者や安全衛生委員会などを通じて必要な対策の検討を促します。
→「休んでいる病気の従業員やその家族に対する支援」

3) 
持病のある人や妊婦などの高リスク者を健診結果等から把握するとともに、それらの人に対する配慮を検討します。
→「高リスク者の洗い出しと対応」

・事業継続計画(BCP)
4) 
BCPの内容を定期的に点検し、病原性や感染力など実際の新型インフルエンザのパンデミック(大流行)とかい離していないか確認し、必要であれば内容を強化もしくは緩和するよう助言します。
→「BCPの更新」

・感染予防対策
5) 
感染疑いのある従業員や家族に対して、電話やインターネットを通じて連絡を取ったり、診察などを通して必要な対応を助言します。
→「診察とその後の対応」

6) 
産業医職場巡視の中で、職場での人と人が接する機会や衛生設備の状況について確認し、感染予防に必要な助言を行います。
→「新型インフルエンザ巡視チェックリストを活用した職場巡視」

7) 
従業員に、正しい手洗いやマスクの着用の方法を指導するとともに、危機管理意識の持続につながるよう、産業医講話や社内報、ポスターなどを用いて啓発します。
→「社内報(手洗い・咳エチケット)」
→「新型インフルエンザ衛生講話(一般従業員向け)」


文責:環境疫学研究室/